マツエクの練習方法!テープワークから装着までわかりやすく解説
自宅でマツエクの練習をする際は、目的意識を持って行うのが大切です。
「バランスよく仕上げたい」「1本あたり40秒以内に装着したい」など、具体的な目標を立てるのが上達への近道です。
しかし「練習しているのに上達しない」「そもそも、練習方法がわからない」と悩むアイリストも多いでしょう。
本記事ではマツエクの練習方法を、テープワーク・マネキンへの装着の2つに分けて詳しく解説します。
紹介している練習方法を何度も繰り返すことで、自信を持って施術できるようになるでしょう。
マツエクの練習方法を試す前に確認したいこと
練習方法を試す前に、確認しておきたいことは2つです。
・必要な物
・意識したいポイント
道具が揃っていれば練習できるため、最初にチェックしておきましょう。
また、何気なくトレーニングに励んでもスキルは向上しません。
上達するために大切なことを意識できているか、確認しておきましょう。
必要な物
マツエクの練習をする際は、以下の道具を使用します。
・マネキン
・練習用つけまつげ
・グルー(接着剤)
・グルー置き石
・ブロアー
・プライマー(前処理剤)
・マイクロブラシ
・リムーバー
人間で練習するのはリスクが高いため、慣れないうちはマネキンを使用してトレーニングを重ねるのが一般的です。
マツエクを練習するためのマネキンは、後頭部が平らになっているため安定感があり、練習にはおすすめです。
もしも、目元にまつげがついていないタイプのマネキンであれば、つけまつげを装着してから練習しましょう。
そして、道具に慣れることも大切です。
一つの器具でも、さまざまな特徴の商品が販売されているため、扱いやすいものを選びましょう。
意識したいポイント
マツエクの練習をするときは、以下のポイントを意識しましょう。
・正しい姿勢で行う
・本番を想定する
猫背になったり足を組んだりしながら施術すると、腰や首などに負担がかかり体を痛めてしまいます。
また、お客様に顔を近づけすぎると視野が狭まるため、仕上がりに影響する恐れがあります。
椅子の高さにも注意しながら、背筋をきちんと伸ばして施術しましょう。
そして、本番を想定しながら取り組まなければ、練習する効果は薄れてしまいます。
練習だからと気を抜かずに、実際にお客様に装着しているイメージを持ちながら練習しましょう。
マツエクの練習方法【テープワーク】
テープワークをする理由は次のとおりです。
・下まつげを巻き込まない
・まぶたを保護する
・まつげを見やすくする
テープワークが不十分な場合、お客様が目元に違和感を抱いたり、施術時間が長引いたりしてしまいます。
最悪の場合、皮膚のトラブルや目の炎症を引き起こす恐れもあるため、基礎をおろそかにせず、しっかりと練習しましょう。
それでは、テープワークの練習方法から紹介していきます。
STEP1.テープを手に用意する
まずは、必要な枚数を切って手の甲に貼ります。
手の甲を介さずにお客様の目元に直接テープを貼ると、粘着力が強いため、はがすときに痛みを感じてしまいます。
粘度を調整するためにも、一度手の甲に用意してください。
テープは、2種類使用するのが一般的です。
実際に使用するテープはお店や人によってさまざまですが、スキナゲートと優肌絆を使用する人が多いでしょう。
テープの種類 | 特徴 | 枚数 |
---|---|---|
スキナゲート | 肌に優しい | 片目2枚 |
優肌絆 | 自まつげが見やすい・吸水性がある | 片目2枚 |
スキナゲートはメッシュ加工されているため、自まつげが見えにくいのが特徴です。
そのため、スキナゲートの上から優肌絆を貼ります。
また、優肌絆は吸水性に優れているため、グルーやリムーバーが垂れても目に入るのを防ぐ目的もあります。
2種類のテープを片目で2枚ずつ使用するため、合わせて8枚用意してください。
STEP2.目のカーブに沿って貼る
上まぶたを軽く持ち上げて、お客様の目のカーブに沿ってアンダーテープを2枚貼ります。
アンダーテープは、下まつげがテープの外に飛び出さないように気をつけましょう。
もしも、下まつげが飛び出たままエクステを装着すると、下記のトラブルが生じます。
・下まつげが巻き込まれて目が開かない
・引っ張られて痛い
また、テープが目尻に食い込んでしまうと、違和感や痛みが生じるため危険です。
粘膜や眼球を傷つけることがないよう、慎重に作業しましょう。
お客様の眼球を押さえないように注意しつつ、丁寧なテープワークを心掛けてください。
STEP3.アッパーテープを貼る
まぶたが重い方やまつげが下がり気味の方には、アッパーテープを貼ります。
生え際がしっかり見えるため、エクステを正確に装着するのに役立つからです。
アッパーテープは端を折り曲げてから、上まぶたに装着します。
ただし、まぶたを引き上げるのが目的ですので、目が開いてしまわないよう注意してください。
STEP4.最終確認をする
テープワークが終わったら、最終確認をしてください。
・テープは浮いていないか
・テープが粘膜・目尻・目頭に触れていないか
・目が開いていないか
・下まつげがすべて隠れているか
実際にお客様に施術する際は、不快な箇所はないか、痛くないかなどの声掛けも行いましょう。
マツエクの練習方法【まつげの装着】
テープワークの次は、マネキンにまつげを装着する方法を、次の3STEPで解説していきます。
STEP1.まつげをかき分ける
STEP2.グルーを適量つける
STEP3.エクステを装着する
自分なりのクセがついていると、上手に装着できません。
一つひとつの練習方法を丁寧に紹介するので、ぜひ参考にしてください。
STEP1.まつげをかき分ける
まずは、自まつげのかき分けをします。
装着するまつげと両隣のまつげとの間に、十分なスペースを確保するための重要な工程です。
正確かつスピーディーに装着するためには、かき分けの練習が欠かせません。
以下の手順に沿って、練習しましょう。
1.ターゲットのまつげを定める
2.ツイザーの刃先を少し狭める
3.まつげが中央に来る位置でツイザーを広げる
特に、利き手と反対の手でツイザーを扱うことが難しいと感じるでしょう。
慣れないうちは時間がかかるかもしれませんが、かき分ける練習だけを地道に繰り返すことで、徐々にスピードアップします。
STEP2.グルーを適量つける
グルーを適量つけることも大切です。
グルーが多すぎると、まつげ同士がくっついてしまったり、まつげを傷つけたりする可能性があります。
反対に、グルーが少なすぎてもエクステが十分に固定されず、うまく装着できません。
グルーの目安となる量は、エクステの下部分(根元)に玉ができる程度です。
一貫して均等な量をつけられるようになると、全体の装着時間も短縮できます。
STEP3.エクステを装着する
グルーをつけたら以下の点に注意しつつ、エクステをマネキンの自まつげに装着しましょう。
・毛先の向きが揃っているか
・バランスよくついているか
ナチュラルで美しい仕上がりになるためには、左右のバランスが重要です。
偏りがないか、均等につけられているか確認してください。
エクステをつけたら、グルーを固めるためにブロアーで風を送ります。
送風する際は、まつげ同士がくっつかないように慎重に行いましょう。
紹介した3STEPの練習を積むことで、スムーズに装着できるようになります。
自信を持って実践するためにも、何度も繰り返しましょう。
スピードアップを目指す方向けのマツエクの練習方法!
ある程度慣れてきたら、タイムトライアルに挑戦してみましょう。
プレッシャーを感じながら施術することで、スピードアップが期待できます。
大まかな目安として、以下の本数・時間を参考にしてください。
・80本:40分
・100本:60分
・140本:90分
ベテランになると、もう少しタイムを縮められるでしょう。
また、作業ごとに時間を測ると、どの工程に時間がかかっているかわかるのでオススメです。
無駄な動作がないかどうかも、チェックしてみましょう。
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まとめ
マツエクの練習方法を、テープワークとまつげの装着に分けて紹介しました。
少しずつでも構わないので、何度も繰り返すことが上達への近道です。
しかし、やみくもにトレーニングを積むのではなく、目的意識を持って取り組むことが大切です。
スピードを向上させたい、まつげの向きを揃えたいなど、自分なりの目標を立ててください。
練習を重ねて、技術を高めましょう。