マツエクの技術を高める方法は?リピートされるアイリストになるには
まつげにエクステを着けて目元を華やかにするマツエク。
アイリストとして施術している場合は、技術を高めてリピーターを増やしたいですよね。
「マツエクの技術を高める方法は?」「スキルを向上させてお客様に満足していただきたい!」と思う人もいるでしょう。
本記事では、マツエクの技術が高いと思われるアイリストの特徴と、スキルを高める方法を3つ紹介します。
後半ではマツエクの新しい技術も紹介しているので、学びを深められますよ。
知識を習得して、お客様から信頼されるアイリストになりましょう。
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「マツエクの技術が高い!」と思われるアイリストの特徴
マツエクの技術を高める前に、上手なアイリストの特徴をチェックしましょう。
・施術後の持ちが良い
・仕上がりに満足できる
・カウンセリングが丁寧
人気の高いアイリストとの違いを明確にしなければ、対策方法がわかりません。
やみくもに技術を高めようとするのではなく、まずは意識するポイントをチェックしましょう。
施術後の持ちが良い
施術後の持ちが悪ければ、良いアイリストとは思われません。
いつもより短い期間で取れてしまった場合は、アイリストのスキルを疑われるでしょう。
マツエクの持ちの良さは、お客様の自まつげの状態やアフターケアをされているかで変わりますが、装着する素材やグルーの量でも左右されます。
素材の違いや、適切なグルーの量は後ほど紹介します。
仕上がりに満足できる
仕上がりの満足度も、技術面の評価に直結するポイントです。
「左右のバランスが悪い」「想像していたイメージと違う」と感じられては、スキル不足だと思われても仕方ありません。
アイリストは技術職である以上、お客様が満足する仕上がりを提供することが求められます。
カウンセリングが丁寧
接客面も技術と同じくらい重要な要素です。
たとえば、以下のようなカウンセリングだと、不信感を抱かれてしまいます。
・質問に対する返事が曖昧
・対応が雑
・カウンセリングが不十分
自分の悩みを相談できないと感じるアイリストに、次回以降も施術してほしいとは思わないでしょう。
マツエクの技術向上のためにできること
マツエクの技術向上のためにできることは、以下の3つです。
・練習を繰り返す
・グルーの量に気を付ける
・知識を深める
スキル面と知識面に分けて解説します。
練習を繰り返す
マツエクの技術向上を目指すなら、やはり練習や経験を積むことが近道です。
マツエク練習用のマネキンを使用すると、自宅でも練習できるのでオススメです。
自己流になっていないか、手順や装着方法などを見直してみるのも良いでしょう。
具体的な練習方法はこちらの記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
※※※→マツエク 練習方法
グルーの量に気を付ける
持ちが悪いと感じる場合は、グルーの量を見直してみましょう。
グルーの量は多すぎても少なすぎてもいけません。
付着力や持ちに影響を与えるため、適量を意識するのがポイントです。
目安となる量は、エクステに玉が2個できる程度です。
また、使用するエクステのカールや素材によっても、グルーの量を調整する必要があります。
状況に応じて適切な量を使い分けることが、技術向上につながります。
知識を深める
マツエクの技術向上には、知識を深めることも重要です。
ここでは、5つに分類してわかりやすく解説します。
・手法
・素材
・カール
・長さ、太さ
・本数
知識が深まると、お客様の目や雰囲気に適したデザインを提案できるようになりますよ。
一つひとつ確認していきましょう。
手法
マツエクの手法は、シングルラッシュ・ボリュームラッシュ・フラットラッシュの主に3種類です。
シングルラッシュ | ボリュームラッシュ | フラットラッシュ | |
特徴 | ・まつげ1本に、 エクステを1本装着 | ・まつげ1本に、 複数のエクステを装着 | ・まつげ1本につき エクステを1本装着 ・エクステの 中央がへこんでいる |
メリット | ・ナチュラル ・施術時間が短め | ・華やか ・持ちが良い | ・自まつげへの 負担が少ない ・持ちが良い |
デメリット | ・ボリュームは控えめ | ・施術時間がかかる | ・熱に弱い ・価格が高め |
それぞれの手法にメリット・デメリットは存在します。
お客様が叶えたい印象や、予算に応じて適切な手法を提案しましょう。
素材
マツエクで使用される毛の原材料は、すべてポリブチレンテレフタレート(PBT)です。
しかし、製造方法によってシルク・ミンク・セーブルの3種類に分けられます。
シルク | ミンク | セーブル | |
---|---|---|---|
特徴 | ・最もメジャー ・艶感がある | ・シルクよりも 柔らかい | ・品質が良い ・ナチュラルな仕上がり |
メリット | ・値段は安め ・しっかりした印象 | ・値段は安め ・なじみやすい印象 | ・持ちが良い ・違和感が少ない |
デメリット | ・着け心地が 重く感じられる ・持ちは良くない | ・カールの持続性が低い | ・価格は高め |
上記の表を参考にして、お客様の要望に適した素材を選定しましょう。
カール
カールもさまざまな種類があります。
基本的には、アルファベットの形をイメージして名前がつけられており、I→J(B)→C→D→CC→Lの順にカールが強くなります。
ただし、サロンによって種類や名前が違う場合もあるため、確認してください。
ナチュラルな目元にしたい人はJカール、一度ビューラーで上げたような印象を好むお客様には、Cカールがオススメです。
長さ・太さ
エクステの長さは、6~15mmまでが主流です。
しかし、すべての長さを取り扱うのではなく、種類を選定しているサロンも多いでしょう。
目元へのなじみやすさを求めるなら、自まつげ+2mm程度が目安です。
日本人の平均的なまつげの長さは6.8mmですので、9~10mmがナチュラルな仕上がりになります。
しっかりとした印象を求めるお客様には、11mm以上を提案してもよいでしょう。
エクステの太さは、0.1〜0.25mmが一般的です。
・0.1/0.12mm:ナチュラルな印象
・0.15mm:マスカラを塗ったような印象
・0.18/0.2mm:つけまつげを着けているような印象
・0.25mm:ゴージャスな印象
細いほどナチュラルに、太いほど華やかな仕上がりになります。
ただし、太いほど持ちが悪く自まつげへの負担も大きくなる点に注意が必要です。
本数
本数も仕上がりの印象を左右します。
ナチュラルな印象を求めるなら、100~120本がオススメです。
華やかさを望むお客様には、140本以上を提案するとよいでしょう。
ただし、お客様の自まつげの状態によっては、希望の本数を着けられない可能性もあります。
要望を聞いてもらえなかったと誤解されないよう、丁寧に説明しましょう。
マツエクは素材やカールの種類、本数などで違う印象になります。
違いを整理しておき、要望に適したデザイン・種類をオススメできるようになりましょう。
マツエクの新しい技術もチェックしておこう
マツエクは新しい技術・デザインがどんどん登場します。
ここでは、以下の5つを紹介します。
・LEDマツエク
・バインドロック
・ワンホンマツエク
・アップワードラッシュ
・カラーマツエク
流行の技術を習得することは他のアイリストとの差別化につながるため、トレンドをチェックしておきましょう。
LEDマツエク
新しいマツエク技術の一つに、LEDマツエクがあります。
まつげを装着するためのLEDライトと接着剤を使用して、着ける方法です。
ライトを使用すると2秒程度で硬化できるため、デザインを長期間キープする効果が期待されています。
また、アレルギーが発症するリスクも抑えられているため、グルーのアレルギー反応に悩まされていた人でも施術できる可能性があります。
ただし、人によっては発症する場合もあるので注意してください。
また、紫外線に反応する方には、かゆみや腫れが生じる可能性があります。
バインドロック
バインドロックも新しいマツエク技術の一つです。
自まつげの下にフラットラッシュを1本装着し、挟み込むようなイメージで軽量のボリュームラッシュを2本着けます。
少ない本数でも、ボリューム感のある仕上がりになる点がメリットです。
さらに持続力も優れているため、持ちが悪いと悩む方にオススメです。
ワンホンマツエク
ワンホンマツエクは、異なる長さのエクステを使用して束感を演出する手法です。
立体感やボリューム感のある目元を実現できます。
一方で、持続性が比較的短い点がデメリットです。
また、一部のエクステが抜けたり向きが変わったりすると、全体のバランスが悪くなります。
魅力・メリットだけではなく、注意点も押さえておきましょう。
アップワードラッシュ
アップワードラッシュは、自まつげを上げてからエクステを装着していく施術方法です。
まつげがアップされている状態で装着するため、パッチリとした印象に仕上がります。
さらに、特殊な薬剤を使用せずに着けるため、自まつげへの負担を軽減できるのも魅力です。
下がりまつげや、まぶたが重めの方にオススメです。
カラーマツエク
カラーマツエクとは、名前のとおり色が着いたマツエクを装着します。
たとえば、ブラウン系のマツエクは黒よりも柔らかい印象になるため人気です。
アクセントをつけたいときはレッドやブルーを選ぶなど、さまざまな楽しみ方ができます。
独自性のあるデザインを生み出したい方にオススメです。
マツエクの技術に需要はある?
マツエクの技術に需要はあるのでしょうか?
以下の2つの観点から解説します。
・アイリストの将来性
・アイリストの給料
将来、アイリストになりたい方は必見です。
アイリストの将来性
結論、アイリストに将来性はあると考えられます。
なぜなら、5年前と比較すると市場規模が伸びているからです。
年度によってバラツキはあるものの、2019年では858億円でしたが、2023年には915億円に増加しています。
また、マスクを装着する機会が増えた影響でアイメイクへの意識も高まったため、アイリストは今後も需要があるでしょう。
アイリストの給料
アイリストの給料が気になる人も多いでしょう。
目安としては未経験者が19~20万円、経験者は22~23万円が相場です。
ただし、サロンや手当の有無などで異なるため、参考程度にお考えください。
アイリストの給料事情は別の記事で詳しく解説しているため、あわせてご参照ください。
→マツエク 給料相場
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まとめ
マツエクの技術を高める方法について紹介しました。
スキルが高いと思われるアイリストは、施術後の持ちが良かったり、期待したどおりのデザインを提供できたりするのが特徴です。
練習や経験を積み重ね、技術を身につけましょう。
また、素材やデザインに関する知識を習得することも大切です。
提案力やカウンセリング力が高いアイリストには「また施術してもらいたい」と思ってもらえます。
マツエクのスキルを高めて、お客様から信頼されるアイリストになりましょう。
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