美容師の産休・育休を徹底解説!もらえる手当や辞める前に知っておきたいデメリットも
美容師として働きながら妊娠すると、「収入はどうなる?」「キャリアは中断しない?」といった不安を抱く方は少なくありません。
とくに美容業界はトレンドや技術の変化が早いため、一度産休・育休で現場を離れると復帰が難しいのではと感じる人も多いでしょう。
しかし、美容師もうまく産休・育休制度やサロンの福利厚生を活用すれば、収入面でのサポートを受けながら安心して子育てに専念し、復職後もスムーズにキャリアを継続できます。
本記事では、美容師の産休・育休制度の内容や手当、退職によるデメリットについてわかりやすく解説します。
産休・育休制度について知りたい美容師の方は、ぜひ参考にしてみてください。
また「自分に合った働き方を見つけたい」という方は、以下の記事もあわせてお読みください。
関連記事:美容師の働き方4つ!プライベートを大切にする働き方を紹介
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目次
美容師も利用できる産休・育休制度とは?

美容師も他の一般職と同様に、法律で定められた産休・育休制度を利用可能です。
産休とは、出産予定日前の6週間(双子以上の場合は14週間)と、出産後8週間の休業期間を指します。
その後、子どもが1歳(条件を満たせば最長2歳)になるまで取得できるのが育児休業です。
これらの制度は正社員だけでなく、雇用保険に加入しているパート・アルバイトの美容師も対象です。
実際に現場で活躍する多くの美容師が出産を機に休職し、育児が落ち着いたタイミングで職場に復帰しています。
ここでは、美容師の産休・育休について、取得する条件と期間中にもらえる手当についてわかりやすく解説します。
出典:厚生労働省 働きながらお母さんになるあなたへ
出典:厚生労働省 知っておこう!育児休業制度
産休・育休取得のための条件と対象者
美容師が産休・育休を取得するには、一定の条件を満たす必要があります。
産休は雇用形態に関わらず、働いているすべての女性に与えられる権利であり、申請すれば取得可能です。
一方で、育休を取得するためには、以下の基本条件があります。
- 子どもが1歳6か月に達するまでに労働契約が満了しないこと
- 会社が『入社1年未満の人は育休を取れない』という労使協定を結んでいないこと
一定の条件を満たせば、育休は正社員だけでなく、パートやアルバイトでも取得できます。
業務委託やフリーランスといった個人事業主の場合は制度の対象外となるため、あらかじめ自身の雇用形態と条件をしっかり確認しておきましょう。
出典:厚生労働省 Ⅱ-1 育児休業制度 Ⅱ-1-1 育児休業の対象となる労働者
産休・育休中にもらえる手当や給付金
産休・育休中には収入が途絶えることになりますが、条件を満たしていれば国から以下の給付金を受け取れます。
| 名称 | 支給内容 | 支給額 |
| 出産育児一時金 | 健康保険の加入者が出産したときに支給される一時金 | 1児につき50万円(※一部は48.8万円) |
| 出産手当金 | 産前産後休業中に支給される所得補償。給与がある場合は差額調整される | 1日につき賃金の約2/3相当額 |
| 育児休業給付金 | 育児のために育休を取得した雇用保険加入者に支給される所得補償 | 最初の180日:賃金の67%、それ以降:賃金の50% |
これらの手当は、会社からの給与とは別に国から支給されます。
制度を知って正しく申請すれば、安心して休業期間を過ごせるでしょう。
育児と仕事を両立させるためにも、事前に手当の仕組みを理解しておくことが大切です。
美容師の産休・育休取得率
美容師の産休・育休取得率について、「MAKE A CULTURE」の調査で以下の結果が得られました。
| 取得状況 | 割合 |
| 産休も育休も取得できた | 54.2% |
| 産休だけ取得できた | 32.1% |
| どちらも取得できなかった | 13.7% |
「令和5年度雇用均等基本調査」によると、日本人女性の育児休業取得者の割合は84.1%です。
この結果から、美容師の就労現場では、全国平均と比較して産休・育休を取得しにくい傾向があることがわかります。
しかし、必ずしもすべての美容室がそうではありません。
近年では、女性美容師のキャリア継続を支援するため、福利厚生を充実させ、産休・育休制度を積極的に推進しているサロンも増えてきています。
出典:【美容師の働き方調査】約2人に1人が育休復帰後1年半未満に退職…8割以上が魅力的と回答した、美容師の技術を活かしながら子育てが可能な在宅ワーク事業とは|MAKE A CULTURE
美容師が出産を機に退職する3つのデメリット

美容師として働くなかで、出産をきっかけに「仕事を続けるか、退職するか」という選択に直面する人は少なくありません。
一時的に家庭に専念することで安心感を得られる一方で、退職を選んだ場合には思わぬデメリットが生じることもあります。
ここでは、出産時の退職で注意すべき3つのデメリットについて解説します。
1.美容師としてのキャリアが中断されてしまう
美容師は、お客様の信頼を積み重ねていくことが非常に重要です。一度現場を離れると、その信頼関係が途切れてしまう可能性があります。
また、美容業界はトレンドや技術の移り変わりが非常に早く、新しいヘアスタイルや薬剤、施術方法が次々と生まれています。
数年のブランクがあると、最新の情報を追うのに苦労し、復帰する際に技術的な不安を感じる場合もあるでしょう。
出産や子育てで忙しい時期に、一から技術を学び直すのは精神的にも肉体的にも大きな負担となることもあります。
2. 収入がなくなる
退職を選択した場合、当然ながら給料はなくなります。
それ以上に重要なのは、産休・育休中に国から支給される「出産手当金」や「育児休業給付金」といった、生活を支えるための公的な支援も受けられなくなることです。
退職するとこれらの受給資格を喪失してしまうため、もらえるはずだった手当が受け取れなくなり、経済的な不安が大きくなる可能性があるでしょう。
出産後の生活には、子どもの養育費などさまざまな出費が増えます。
産休・育休制度を使えば、収入のサポートを受けながら安心して子育てに集中できるので、家計やキャリアの不安を減らすことができるでしょう。
3.再就職時の条件が悪くなりやすい
一度退職して子育てに専念した後、再就職を考えたときに、以前と同じ条件で働けない可能性があります。
技術や経験が以前と変わらないとしても、ブランクがあること自体がマイナスに評価されてしまうことも少なくありません。
さらに、子育て中という状況から、時短勤務や土日休みの希望を考慮してくれるサロンが限られることも考えられるでしょう。
産休・育休制度を利用して元の職場に復帰すれば、待遇面でも大きな変化なくスムーズに働き続けられます。
出産しても美容師を続けるならCS Inc.がおすすめ

出産しても美容師のキャリアを諦めたくない方には、「CS Inc.」がおすすめです。
美容師業界は産休・育休の取得が難しいという声もありますが、CS Inc.では社員一人ひとりのライフステージに合わせた働き方を尊重し、仕事と子育ての両立をサポートしています。
福利厚生の充実はもちろん、育児をしながら働くママスタッフも多数在籍しているので、安心して働くことができるでしょう。
将来に不安を感じることなく、美容師の仕事と子育てをどちらも大切にしたいと考えている方は、CS Inc.の求人情報をぜひチェックしてみてください。
feeには産休・育休を取得したスタッフが多数在籍

髪質改善やヘッドスパを得意とするサロン「fee」では、現在スタイリストを募集中です。
feeは、埼玉(南越谷・川越・東川口・草加)、東京(北千住)・福岡(大橋)で6店舗を展開しています。
半個室のマンツーマンサロンで、お客様一人ひとりにしっかり向き合えるのが特徴です。
無言接客をコンセプトとしているため、話し続けるのが苦手な方でもストレスを感じることなく働けます。
マニュアルも完備されているため、ブランクがある方や技術に不安がある方でも安心してスタートできるでしょう。
feeではスタッフ一人ひとりのライフスタイルを尊重しており、時短勤務や産休・育休後の復職もスムーズです。
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美容師の産休に関するよくある質問

美容師の産休に関して、よくある質問と回答を以下にまとめました。
- 妊娠何か月まで美容師として働いていいですか?
- 美容師の産休・育休復帰後に指名が減って失客につながらないか不安です
産休に関する疑問を解消して、キャリアとプライベートの両立を目指しましょう。
妊娠何か月まで美容師として働いていいですか?
妊娠中に美容師として働ける時期に明確な決まりはありませんが、一般的には妊娠9か月頃(妊娠後期)まで働く方が多い傾向です。
ただし、立ち仕事や薬剤の取り扱いなど、美容師ならではの負担もあるため、無理をせず医師の判断と自身の体調を優先しましょう。
安定期に入る妊娠5〜7か月頃までは比較的働きやすい時期ですが、つわりやむくみ、腰痛など体調の変化には十分注意してください。
また、職場によっては勤務時間の調整や業務の軽減など、妊婦への配慮をしてくれるサロンもあるため、早めに相談することをおすすめします。
美容師の産休・育休復帰後に指名が減って失客につながらないか不安です
産休・育休で一定期間現場を離れると、復帰後に「お客様が離れてしまうのでは」と不安になる方も少なくないでしょう。
たしかに一時的に指名が減る場合もありますが、丁寧な事前フォローや復帰後の対応次第で、多くのお客様は戻ってきてくれる可能性があります。
産休前に担当のお客様へ直接ご挨拶をし、信頼できるスタッフにしっかりと引き継ぐことで、お客様に安心感を与えられるでしょう。
また、復帰時期や再開のご案内をSNSやDMなどで発信することも有効です。
最近ではサロン全体で復帰支援に力を入れているケースも増えており、既存のお客様と自然に関係を再構築できるようなサポート体制を整えているサロンもあります。
不安を感じたら一人で抱え込まず、周囲に相談してみることが大切です。
まとめ
産休・育休は、キャリアを途切れさせずに安心して出産・育児に取り組むための制度です。
正しく理解して申請すれば、収入面やキャリアへの不安を減らしながら安心して出産・子育てに専念できます。
制度を活用して職場復帰を目指せば、美容師としてのキャリアも継続できるでしょう。
近年では育休復帰を支援するサロンも増えており、環境次第では家庭と仕事の両立は十分できます。
CS Inc.では、育児と仕事の両立を積極的にサポートしているため、「出産しても美容師を続けたい」という方におすすめです。
出産を機に働き方を見直す際には、制度やサロンの支援体制を上手に活用し、子育てとキャリアの両立を目指しましょう。